第三の選択肢

 有線の通信インフラの高速化の方法として、メタルに対して光ファイバー優位性がよく言われる。
 将来は光ファイバーになってしまうのだろうが、需要の少ない田舎では光ファイバーへの更新は遅れている。
 しかし、現状ではNTTのADSLも結構使える。
 だが交換局からの距離が離れると、急速に通信速度が落ちる欠点がある。
 故に私はCATVの回線(光ファイバー)使っている。
 だがこれが遅い、トラフィックのピーク時には1Mを切ってしまう。
 これでは現在では使い物にならない。



 



 一般にFTTH網としては、NTT回線が主流を占めている。
 他には電力会社などの独自の自社回線を持つところが、通信業務をやっている場合もある。
 九州では九州電力系のQTNetがやっている、BBIQがある。
 私の家にはどちらも来ていない。
 こんな状況でデジタルディバイドの最弱者とまでとは言わないが、決して恵まれているとは言い難い。



 ところが第三の選択肢が登場した。
 USEN傘下で光ファイバー通信回線事業を手掛けるUCOMが、全国のCATV会社と連携し光回線の通信インフラを貸し出し、放送サービスの加入世帯に高速インターネット接続などのサービスを提供すると言う。
 こらは佐賀県の様にCATVでのネット利用率の多い県では、新たな方向性が生まれるのではないだろうか。
 今後に期待したい。